森田ユウゴのポートフォリオ

【Anki革命】TOEIC Part2を”耳だけで”完全学習!ゲームコントローラーで満員電車でも学習できる究極のカードを開発

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「満員電車で、スマホを見る物理的スペースなんてない…」

「歩きスマホは危ないから避けたいけど、移動時間も勉強したい…」

「夜、目が疲れて画面を見たくない。でも耳なら使える…」

森田ユウゴ
森田ユウゴ

これ、全て私です。

これらの物理的な制約を抱えるTOEIC学習者のために、
何より自分のために。

台湾在住のソフトウェアエンジニア、森田ユウゴがAnkiの学習体験を革新するカードを開発しました。

小型ゲームコントローラーを使い、スマホの画面を一切見ずに、耳と指だけでTOEIC Part2の学習が完結する。そんな理想の学習体験を実現します。

この記事では、その驚きの機能と、それを支える技術的な裏側、そして「面倒解決エンジニア」としての僕のこだわりを余すところなくご紹介します。

百聞は一見に如かず!耳と指だけAnkiのデモ動画

まずは、このカードで何ができるのかを動画でご覧ください。ゲームコントローラーを片手に、音声だけで学習が進んでいく様子がわかるはずです。

【AnkiDroid】ゲームコントローラーでTOEIC Part2を耳だけ学習 – [YouTubeリンク]

カードイメージ

【表面】 問題が再生され、選択肢を選ぶシンプルなUI。コントローラーでの操作を前提としています。

【裏面】 正解・不正解だけでなく、スクリプトや日本語訳、解説をすぐに確認できます。聞き逃した選択肢だけを個別に再生することも可能です。

表面の画像:TTS音声再生中
裏面の画像1:デフォルトは英語中心
裏面の画像2:詳細を解説時は日本語訳も表示

裏面は標準で英語の問題と解説だけですが、解説を再生すると日本語も表示されるようになります。

このカードが解決するTOEIC Part2学習の”面倒”

僕自身が「面倒くさがり」だからこそ、学習におけるあらゆる「手間」を排除することにこだわりました。このカードは、TOEIC Part2学習者が抱える、こんな”面倒”を解決します。

画面から解放される「耳だけ学習」

最大の特長は、スマホの画面を一切見ずに学習できることです。

  • 満員電車で、つり革を掴んだまま。
  • 移動中の歩行時、視界を遮らず安全に。
  • 夜、ベッドの中で、目を閉じてリラックスしながら。

どんな状況でも、ゲームコントローラーを操作するだけで、問題再生 → 選択肢のリスニング → 解答 → 解説の確認まで、すべての操作が完結します。物理的な制約から解放され、リスニングに全集中できる環境を提供します。

聞き逃しを撲滅!選択肢の個別リピート機能

「あれ、今の選択肢(B)なんて言った?」 Part2でありがちなこの状況。従来の学習方法では、問題全体をもう一度聞き直すしかありませんでした。

このカードなら、コントローラーのボタン一つで、聞き逃した選択肢だけを何度でも再生できます。「(A)だけ再生」「(C)だけ再生」といった操作が可能なため、聞き取れなかった箇所をピンポイントで潰し、時間を無駄にしません。

森田ユウゴ
森田ユウゴ

特に弱形やwillのような言ってるのか分かりづらい選択肢で大活躍です!

記憶の定着を加速する「選択肢の自動シャッフル機能」

「この問題、答えは最初の(A)だったな」と、選択肢の位置で答えを覚えてしまうことはありませんか?

このカードは、問題が表示されるたびに選択肢(A) (B) (C)の順番を自動でシャッフルします。これにより、「位置」ではなく「内容」で正解を判断する力が養われ、より実践的な解答能力が身につきます。

開発の技術的ハイライト:Ankiを限界までカスタマイズ

この直感的な操作感は、AnkiDroidの標準機能だけでは実現できません。JavaScriptを駆使し、いくつかの重要な技術を組み合わせることで、この「耳だけ学習」は成り立っています。

コントローラー連携の核! UserAction API

Android版のAnkiであるAnkiDroidには、UserAction という、AnkiDroidでJavaScriptを実行できる強力な機能が用意されています。

公式マニュアル:AnkiDroid User Manual – https://docs.ankidroid.org/

この機能に「選択肢Aを再生する」「日本語訳を読み上げる」といった音声操作の関数を登録し、ゲームコントローラーの各ボタンに割り当てることで、コントローラーからの物理入力をトリガーに、カードの動作を自由に制御しています。

常に新鮮な学びを! LocalStorageで選択肢を自動シャッフル

前述の選択肢シャッフル機能は、Ankiカードの表裏で同じ順番を維持する必要があります。表面で「A→C→B」の順なら、裏面で答え合わせをする時も「A→C→B」でなければなりません。

この同期を実現するために、LocalStorage を活用しました。カード表面が表示される際にJavaScriptで選択肢をシャッフルし、その順番をLocalStorageに保存。裏面が表示された際に保存された順番を読み込むことで、表裏一貫したシャッフルを実現しています。

ネイティブ発音を完全再現! AnkiDroid TTS API の徹底活用

TOEICでは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなど、様々な国の発音が出題されます。リスニング対策としては、多様なアクセントに慣れておくことが不可欠です。

そこで、AnkiDroidのTTS(Text-to-Speech)に関するAPIをフル活用。問題文や選択肢を読み上げる際に、米・英・豪の発音をランダムで切り替えるように設定しました。これにより、1つのカードで様々なネイティブの発音に触れることができ、より本番に近い環境で耳を鍛えることができます。

※ただし、Google音声読み上げサービスをベースとしているため、他の環境では再現できない可能性があります

カードの構成は驚くほどシンプル

これだけ多機能だと入力が大変そうに思えるかもしれませんが、カードのフィールド構成は非常にシンプルです。

フィールド名内容
1.Question-EN
2.Question-JP
問題文およびその日本語訳
3.AnswerA-EN
4.AnswerA-JP
選択肢Aの英文および日本語訳
5.AnswerB-EN
6.AnswerB-JP
選択肢Bの英文および日本語訳
7.AnswerC-EN
8.AnswerC-JP
選択肢Cの英文および日本語訳
9.Answer正解の選択肢(A, B, Cのいずれか)
10.Explain問題の解説(日本語)

この10つフィールドにデータを入力するだけで、Ankiの忘却曲線を活用したあなただけの最強のPart2問題集が完成します。

まとめ:あなたのTOEIC学習は、もっと自由になる

今回開発した「耳だけ学習カード」は、AnkiとJavaScriptの可能性を最大限に引き出し、TOEIC学習における物理的・心理的な”面倒”を徹底的に排除したものです。

「学習は机の上だけでするもの」という固定観念から、あなたを解放します。

このカードが、あなたのTOEICスコアアップの一助となれば、面倒解決エンジニアとしてこれ以上嬉しいことはありません。

ご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。 各種お仕事のご依頼や、案件のご相談は下記ポートフォリオをご覧ください!

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森田ユウゴ

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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ABOUT ME
森田ユウゴ(Yugo Morita)
森田ユウゴ(Yugo Morita)
面倒解決エンジニア
専門学校卒業後、新卒で大手ITベンダーに入社して約10年勤務、働きながら通信制大学も卒業。その後1年ほどXR/メタバース関連企業で挑戦後、現在は台湾のIT企業でソフトウェアエンジニアとして勤務。プライベートでは「面倒をなくしたい」想いでAI駆動の便利ツール(Chrome拡張/kintone等)開発に熱中しています。尽きない好奇心とインフラ経験、AIであなたの「不便」を解決へ導きます。
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