Ankiで英文並べ替え問題を解く英語カードテンプレート|語順を組み立てて覚える
「面倒解決エンジニア」の森田ユウゴです!
この記事では、有料販売テンプレート「英文並べ替えクイズ|Anki英語語順トレーニング カードテンプレート」でできること、画面イメージ、入力項目、購入前の注意点をまとめます。
STORESの商品ページだけでは伝えきれない部分を、画像と入力例つきで確認できるようにするための記事です。基本的な.apkgの読み込み方法はAnkiテンプレートのapkgインポート手順で解説し、ここでは「この商品をどう使うか」に絞って紹介します。
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Anki標準では英文の語順を組み立てて答える出題をそのまま扱えない
日本語訳を見て英文を思い出すとき、語順まで正しく再現できているかどうかは、裏面の答えを眺めるだけでは確かめにくいものです。
ところがAnkiの標準機能は、表面の問題を見て裏面の答えを確認するか、答えを打ち込む入力欄を出すか、というところで止まります。
標準のノートタイプには、バラバラに並んだ語句を選んで順番に置いていく、という操作そのものが用意されていません。
対応していないのは「語句を並べ替えて答える」という一点で、復習間隔の管理やデッキの運用はAnki本体の機能をそのまま使えます。
このテンプレートでできること
英文並べ替えクイズ|Anki英語語順トレーニング カードテンプレートは、中学〜高校英語の語順と文法構造を、語句の並べ替えを通して思い出すためのAnkiテンプレートです。
表面では日本語訳などのヒントと、シャッフルされた語句のチップだけを表示します。語句をタップして回答欄へ並べ、Anki標準の「解答を表示」で裏返すと、裏面で位置一致数と正解英文を確認できます。
機能1: 英文全体を1つの並べ替え範囲として出題する

Answerに下線タグが無い場合、Answer全体が1つの並べ替え範囲になります。表面にはAnswerを半角スペースで区切った語句がシャッフルされて並び、タップした順に回答欄へ積まれます。

回答欄の語句をタップすると選択肢へ戻ります。
機能2: 文中の一部だけを出題し、前後の英文をヒントとして残す

Answerの一部を下線タグで囲むと、その範囲だけが並べ替えの対象になり、下線の外側は固定された文脈として表面に残ります。

下線は1つの英文に複数置くことができ、それぞれが独立した回答欄と選択肢バンクになります。条件節と帰結節を別々に問う、といった出題もできます。
機能3: 不要語を混ぜた出題と、位置一致数による採点

Distractorsにカンマ区切りで語句を入れると、正解に含まれない語が選択肢へ混ざります。

上記は1単語の不要語の例ですが、不要語の中には半角スペースを含められます。例としてmore carefullyのような複数語のまとまりも1つのチップとして扱えます。裏面では完全一致かどうかに加えて、すべての範囲を合算した位置一致数がx / Nの形で表示されます。
▼テンプレートの内容を確認する
どんな場面で使えるか
このテンプレートは、日本語訳から英文を組み立て直す学習に合わせて作っています。同梱サンプルで実際に動作を確認できている範囲を中心に、使いどころを挙げます。
適用ケース1: 中学〜高校英語の語順と文法構造の確認
現在完了や比較、分詞の後置修飾のように、語順そのものが文法のポイントになる英文に向きます。同梱サンプルには、have + 過去分詞で表す現在完了の継続用法、比較級と接続詞thatを含む文、名詞のうしろに〈-ing+語句〉を置く分詞の後置修飾の英文が含まれています。
適用ケース2: 学習中の例文から自分用の問題を用意する
教科書や問題集の例文をAnswerへ入れ、覚えたい構文だけを下線タグで囲めば、その部分だけを問う問題になります。Questionに日本語訳や指示、Explanationに文法・語順の解説、Sourceに教材名を入れておくと、裏面で解説と出典まで確認できます。
このテンプレートで対応できない範囲
- 語句のドラッグ操作、回答のリセット、正解の自動表示はありません。並べ終えたらAnki標準の「解答を表示」で裏返します。
- 1問で扱える語句は、正解語と不要語の合計で10件までです。11件以上はカードの設定エラーとして表示されます。
- 語句の区切りはASCII半角スペースです。単語の間にスペースを置かない日本語の文をそのまま並べ替える用途には向きません。
- 読み上げ(TTS)機能はありません。また、表示を切り替えるユーザー設定の画面もありません。
画面イメージとスクリーンショット
まずは、実際のカード画面を確認してください。商品ごとに必要なスクリーンショットを追加できるよう、撮影枠を多めに用意しています。
表面・裏面の画面
英文並べ替えクイズ|Anki英語語順トレーニング カードテンプレートでは、表面でQuestion・回答欄・選択肢バンクだけに集中し、裏面で採点結果、自分の並び、正解英文、解説、出典を確認する構成です。
パソコン

※画面はイメージです。お使いの端末により表示内容が異なる場合があります。

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スマートフォン

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スマホ表示・ナイトモード
スマホ表示やナイトモードの見え方は、購入前に確認したいポイントです。公開記事では、確認済みの表示だけを掲載します。
パソコン

※画面はイメージです。お使いの端末により表示内容が異なる場合があります。

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スマートフォン

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入力画面・同梱ファイル
実際にどのフィールドへ入力するのか、どのファイルが含まれるのかも、購入前に確認できるようにします。
| ファイル名 | 内容 |
|---|---|
| Basic_English-Word-Order-Quiz_ver1.0.0.apkg | カードテンプレート本体と、動作確認用のサンプルカード3枚 |
| README.txt | 導入用README・基本設定ガイド |
| LICENSE.txt | 商品利用規約(利用範囲・禁止事項) |
- README.txtの内容(v1.0.0)
-
- Questionに、日本語訳や問題の指示を入力します。
- Answerに正解となる英文を入力します。文中の一部だけを並べ替える場合は、その範囲を下線タグで囲みます。複数箇所を囲むこともできます。
- 必要に応じて、Distractorsへ不要語をカンマ区切りで入力します。
- 表面で語句を正しいと思う順にタップします。回答欄の語句をタップすると選択肢へ戻せます。
- Anki標準の「解答を表示」で裏返し、位置一致数、自分の並び、正解英文を確認します。
- 正解語と不要語の合計は10件以内にしてください。Answer内の語句はASCII半角スペースで区切ります。
- スマートフォン版のAnkiは「ジェスチャー」機能を無効にしてご利用いただく必要があります。
※出品時点でのバージョンをもとに記載しているため、最新版は修正・追記されている場合があります。
フィールド構成と使い方
この商品では、次のフィールドを使います。商品ごとに必須項目と任意項目が異なるため、購入前に確認しておくと、導入後にカードを用意しやすくなります。
フィールド一覧
| フィールド | 入力する内容 | 入力例 | 必須・任意 |
|---|---|---|---|
| Question | 日本語訳や問題の指示。HTMLを使えます | 「私は彼を10年間知っています。」という意味になるように、語句を並べ替えてください。 | 必須 |
| Answer | 正解英文。文中の一部だけを出題するときは、その範囲を下線タグで囲みます | I have known him for ten years. | 必須 |
| Distractors | 正解に含まれない不要語。カンマ区切りで入力します | since,know | 任意 |
| Explanation | 裏面に表示する文法・語順の解説 | 現在完了の継続用法は have + 過去分詞 で表します。期間の長さには for、起点には since を使います。 | 任意 |
| Source | 裏面に表示する教材名や出典 | 高校受験対策(現在完了) | 任意 |
入力例
ExplanationとSourceは空欄のまま残すと裏面に表示されません。まずはQuestionとAnswerだけで使い始め、必要に応じて不要語や解説を足す運用もできます。
1つの英文の中で2か所を問う場合、Answerは次のような形になります。
I think <u>that this book is</u> more interesting <u>than that one</u>.
下線で囲んだ2か所がそれぞれ独立した回答欄になり、I think・more interesting・.は固定された文脈として表面に残ります。

商品固有の運用例
英文並べ替えクイズ|Anki英語語順トレーニング カードテンプレートでは、Answerの書き方が出題の形をそのまま決めます。共通のインポート手順ではなく、ここではこのテンプレートならではの運用例を紹介します。
その共通のインポートについては、AIにタブ区切りのデータを出力させて一度に取り込む進め方をChatGPTでAnkiカードのデータをまとめて用意する記事にまとめてあります(学習履歴を残したまま、既存カードの中身だけを入れ替えることもできます)。Answerには下線タグを含めることがあるため、HTMLタグを保ったまま取り込みたいときの注意点も同じ記事で扱っています。
下線タグを1つも置かなければ英文全体が1問になり、置いた数だけ回答欄が増えます。範囲内の語句はASCII半角スペースで区切られ、語句の先頭・末尾にある半角の. , ? ! ; :は選択肢の表示からだけ外れて、裏面の正解英文には原文どおり残ります。大文字・小文字も原文のまま保持されます。句読点を除いた表示が同じ語句どうしは、採点上どちらの位置に置いても一致として扱われます。
不要語はカンマで区切ります。回答範囲が複数あるときは、範囲ごとの不要語の件数差が最大1になるよう配分されます。正解語と不要語の合計が11件以上になると、切り捨てではなくカードの設定エラーとして表示されます。

動作確認環境
| 環境 | 確認バージョン/時点 | 備考 |
|---|---|---|
| Anki Desktop(Windows) | 26.05 | 動作確認済み |
| Anki Desktop(Mac) | 26.05 | 動作確認済み |
| AnkiDroid(Android) | 2.24.0 | 動作確認済み |
| AnkiMobile(iOS) | 25.09 | 動作確認済み |
| AnkiWeb(PC / Google Chrome) | 2026年6月時点 | 動作確認済み |
すべての端末、OS、Anki関連アプリ、将来のアップデート後の動作を保証するものではありません。
収録カード例で見る実際の動作
同梱している3枚のサンプルカードは、Answerの書き方によって挙動がどう変わるかを確認できるように選んでいます。以下は、そのデータのときに表面と裏面で何が起きるかの説明です。
動作例1: 英文全体を並べ替えるカード
AnswerがI have known him for ten years.、Distractorsがsince,knowのサンプルです。表面には正解の7語と不要語2語を合わせた9つのチップがシャッフルされて並び、回答欄は1つになります。裏面では、並びが完全に一致していれば○ 7 / 7と表示され、自分の並びは省略して正解英文だけが表示されます。一致しなかった場合は× x / 7と表示され、位置が合っている語には○、合っていない語には×、選ばれなかった位置には× —が付きます。
動作例2: 1文の中の2か所を別々に問うカード
AnswerがI think <u>that this book is</u> more interesting <u>than that one</u>.、Distractorsがare,asのサンプルです。表面には回答欄が2つ並び、下線の外側は固定された文脈として残ります。不要語は2つの回答範囲へ振り分けられます。裏面の位置一致数は2つの範囲を合算した値で、正解語は合計7語のため最大は7 / 7です。不正解のときは、自分が並べた語句が元の英文の文脈へ戻されたうえで、正解英文と見比べられる形で表示されます。
自作・標準機能と比べたときのコスト
自作する場合に必要になる工程
同じことを自分で用意する場合、次の工程が発生します。各項目は「何をやることになるか」であり、やり方は本記事では扱いません。
- Answerの文字列を語句へ分け、下線で囲まれた範囲と固定文脈を区別して保持する仕組みを決めること
- 表面のタップ操作、回答欄と選択肢バンクの行き来、表示ごとのシャッフルを用意すること
- 表面で並べた状態を裏面へ引き渡し、完全一致と位置一致数の判定結果を組み立てること
- 重複した語、複数語からなる不要語、大文字小文字と句読点の扱いを決め、判定の例外を洗い出すこと
- 色だけに頼らない結果表示、44px以上のタップ領域、キーボード操作、ナイトモードを揃えること
- Anki Desktop(Windows / Mac)、AnkiDroid、AnkiMobile、AnkiWebの5環境で、更新のたびに表示と操作を確かめること
Anki標準・自作・このテンプレートの比較
| 項目 | Anki標準のノートタイプ | 自作する場合 | このテンプレート |
|---|---|---|---|
| 語句を並べ替える操作 | 用意されていない | タップ操作と状態の保持を自分で用意することになる | 表面のタップだけで並べ替えられる |
| 位置一致数の採点 | 用意されていない | 判定と表示の仕様を自分で決めることになる | 完全一致と位置一致数を裏面に表示する |
| 5環境での確認 | Anki本体の範囲 | 更新のたびに自分で確かめることになる | v1.0.0時点の5環境で確認済み |
| 費用 | 無料 | 無料(かかるのは時間) | STORES商品ページに記載 |
よくある質問(FAQ)
- 学習用カードのデータは含まれますか?
-
含まれません。本商品はAnkiの「カードテンプレート」です。動作確認用のサンプルカードを3枚同梱していますが、実際に学習するカードの内容はご購入者様ご自身でご入力いただく必要があります。
- AnkiWebで使えますか?
-
使えます。AnkiWeb(ブラウザ版)にも対応しており、2026年6月時点のWindows + Google Chromeで表示と並べ替え操作を確認しています。
- 任意フィールドは未入力でも使えますか?
-
使えます。Distractors・Explanation・Sourceは任意のフィールドです。Distractorsが空欄なら不要語は混ざらず、ExplanationとSourceは空欄のまま残すと裏面に表示されません。まずQuestionとAnswerだけで使い始め、後から不要語や解説を追記することもできます。
- CSS/JavaScriptのカスタマイズはできますか?
-
テンプレートのCSS/JavaScriptの改造作業は本商品のサポート範囲に含まれません。カスタマイズが必要な場合は、別途有償のAnkiカスタマイズサービスをご利用ください。
- Anki本体のインストールや端末ごとの不具合はサポートされますか?
-
Anki本体のインストールや個別導入、端末ごとの不具合、Ankiアップデート後の再設定などは本商品のサポート範囲に含まれません。別途有償のAnkiコンサルティングサービスをご利用ください。
- 英文並べ替えクイズ カードテンプレートの無料版はありますか?
-
英文並べ替えクイズ カードテンプレートの無料版はありません。STORESで無料配布しているのは「Anki Basic Template」「Anki Theme Color Template」「Anki Simple Tab Template」の3種で、いずれもカードの見た目を整えるデザイン系テンプレートです。語句をタップして英文を並べ替える出題と採点の機能は含まれないため、本商品の代わりにはなりません。
ただし、
.apkgをご自身の環境へ読み込めるかどうかの事前確認にだけは使えます。詳しくはテンプレートストアの案内記事をご覧ください。
- 1問に使える語句は何件までですか?
-
正解語と不要語を合わせて10件までです。11件以上になると、超過分が切り捨てられるのではなく、カードに設定エラーが表示されます。長い英文をそのまま1問にするのではなく、覚えたい範囲を下線タグで区切ってご利用ください。
- スマートフォンで語句をタップしても反応しません。
-
スマートフォン版のAnkiでは「ジェスチャー」機能を無効にしてご利用ください。本商品は画面のタップで語句を並べ替えるため、ジェスチャーが有効なままだと、タップが画面送りなど別の操作として扱われることがあります。
まとめ
英文並べ替えクイズ|Anki英語語順トレーニング カードテンプレートは、中学〜高校英語の語順と文法構造を、語句の並べ替えを通して思い出す学習に合わせて作ったAnkiテンプレートです。画面、入力項目、注意点を確認したうえで、自分の学習目的に合いそうであれば商品ページをご覧ください。
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Ankiは Ankitects Pty Ltd. の登録商標です。本商品はAnki公式またはAnkitects Pty Ltd. と提携・承認・提供されているものではありません。


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